複合機を選ぶ上でまず気になるのが”メーカー”をどこにするのか。
国内シェアで考えると、キヤノンやリコー、富士ゼロックスやシャープ、コニカミノルタなど。 しかし、上記の他にも東芝や京セラ、沖(OKI)なども複合機メーカーとしては有名です。
当然、メーカーごとに研究し、複合機には様々な特徴をつけています。 お手軽価格だったり操作性が高かったり、特殊な機能がついていたりなど。
目的や機能が明確であれば、自然と選ぶべきメーカーが見えてくるものです。
そこで、今回は主要な複合機メーカーの一覧・特徴をまとめてみました。
▶︎目次1.複合機メーカーの一覧・特徴
国内シェアを見てみると、キヤノン・リコー・富士ゼロックス・シャープ・コニカミノルタ。 上記の5社がおよそ8割を占め、その他に東芝・京セラ・沖(OKI)などが続きます。
キヤノン(Canon)
国内シェアNO1のメーカーとして知られるのがキヤノン(Canon)です。
キヤノンの1番の特徴は”機能性・操作性・スピードのどれもが平均的に高い”ということ。 また、カメラメーカーとしても知られるだけに、写真の印刷品質にも定評があります。
キヤノンの複合機として人気なのは”imageRUNNERADVANCEシリーズ”。
印刷にコピー、スキャンにファックスと複合機に求められるスペックが手堅く装備されています。 にも関わらず、従来の複合機に比べてほんの少しだけコンパクト設計なのもポイントです。
リコー(RICHO)
キヤノンに次いで、国内シェアNO2なのがリコー(RICHO)です。
リコーの特徴としては”利用者の目線に立って開発・設計されている”ということ。 大型液晶画面に直感的に操作できる簡単さ、トラブルに対するガイダンスと安心設計です。
リコーの複合機としておすすめなのが”imagio MPシリーズ”。
本格仕様の設計にも関わらず、エントリーモデルは本体価格50万円からとお手頃。 カラー30枚/分、モノクロ30枚/分と価格に対して十分な高速印刷が可能なのも助かります。
富士ゼロックス(xerox)
スピード感があり生産性の高さに強みを置いているのが”富士ゼロックス(xerox)”です。
富士ゼロックスの特徴としては”エントリーモデルでも30枚/分と高速印刷”ということ。 スリープモードから再起動するまでの時間も短く、ちょっとした印刷でもストレスを感じません。
富士ゼロックスに代表される複合機としては”DocuCentre-Vシリーズ”。
”人検知”と”顔認識”の2つの機能が搭載され、利用者ごとに自動で画面が切り替わります。 また、動作音を極力抑えた設計が研究されているので、周りに迷惑をかけることはないです。
シャープ(SHARP)
省エネ性能を追求するメーカーとして知られるのが”シャープ(SHARP)”です。
シャープの特徴としては”複合機の各パーツを省エネや環境性能に合わせて選んでいる”ということ。 例えば、発光部分には極力LED電球を、また環境に配慮した”節電モード”が搭載されています。
シャープで人気の複合機としては”MXシリーズ”。
電源の消し忘れ防止につながる”電源ON/OFFスケジュール機能”を搭載した機種です。 スマホやタブレットなど、携帯端末から直接印刷できる連携機能があるのも好印象でしょう。
コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)
印刷の美しさでメーカーを決めるのなら”コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)”です。
コニカミノルタの特徴としては”画質が高く、かつ大判印刷まで対応した機種がある”ということ。 機種によってはA0まで対応しているので、図面やデザインなどの印刷にも十分対応できます。
コニカミノルタで代表される複合機としては”bizhubシリーズ”。
印刷が美しいにも関わらず、カラーが36枚/分と高速印刷に対応している機種も。 シリーズ全体で”グッドデザイン賞”を受賞したほどスタイリッシュなデザインでもあります。
東芝(THOSHIBA)
セキュリティ性能の高さからビジネスでも安心して使えるのが”東芝”です。
東芝の特徴としては”ビジネスシーンに合わせて幅広いラインナップが用意されている”ということ。 ”高圧縮”や”暗号化PDF”など、複合機で心配されるネットワークからの情報流出を抑えてくれます。
東芝で人気の複合機としては”e-STUDIO3540Cシリーズ”。
スキャンしたデータを2色、または単色に置き換えて出力する”2色コピー/単色カラー”が。 複数の原稿を1度に出力できる処理能力の高さもあり、業務の生産性を高めてくれるでことしょう。
京セラ(KYOCERA)
コストパフォーマンスに優れたメーカーとして人気なのが”京セラ(KYOCERA)”です。
京セラの特徴としては”シンプル設計により他のメーカーと比較してお手頃なものが多い”ということ。 他のメーカーと同クラスの機種でも、京セラであれば20,30万円ほど安いことさえあります。
京セラの複合機としておすすめなのが”TASKalfa 3051ciシリーズ”。
カラー印刷が30枚/分と高速にも関わらず、本体価格120万円ほどと同クラスとしてはお手軽です。 また、集約機能やジョブボックスなど、使いやすさとコスト削減を両立させた機能も充実しています。
2.まとめ
今回は、複合機メーカーの一覧・特徴をまとめてみました。
- キヤノン
- リコー
- 富士ゼロックス
- シャープ
- コニカミノルタ
- 東芝
- 京セラ
どのメーカーにも特徴があり、目的や機能が明確であれば選ぶのは難しくありません。 ぜひ紹介した一覧・特徴を参考にして、ベストなメーカー・機種を選んでみてください。